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2010年 10月 26日
このくらいの年齢になると、少しずつ絵本から児童書へと移行していく時期なのでしょうか、
絵のない本や長いお話もずいぶん楽しめるようになりました。 で、最近のアリリンのおやすみ前に読んでもらう本はといいますと、このGianni Rodariの Favole al Telefono (日本語版のタイトルは、『パパの電話を待ちながら』)。 この本は、イタリア中を旅して回るセールスマンのお父さんが、毎晩9時に、出張先から 娘に電話をかけ、おはなしを語るという設定で、60あまりの短編が収められています。 どの話も一つとして同じようなストーリーはなく、奇想天外なものばかり。ユーモアがあって、ちょっとシニカルで、シュールで、大人でも楽しめると思います。 二人の隣で聞き耳を立てながら、子供の頃、この本を読んでいたら、カチコチの私の頭も もう少し柔らかくなっていたかもしれないなぁ、などと思ったり。 イラストを手掛けているのは、あのブルーノ・ムナーリ。まるで子供のいたずら書きのような、デザイン画のような、洗練されたイラストは、この本にピッタリ。(イラストが、Pimpaで有名なAltanのバージョンの本も出ているようです) ちなみに、このFavole al Telefonoの日本語訳は、これまで3度出版されているそうですが、この本を日本語に翻訳するのはさぞかし骨が折れる仕事だったのではないかと思います。とはいえ、初版が1962年、パパも子供の頃に読んだ思い出があるというロングセラー本ですから、他の言語でも、きっと楽しく読めるはず。 数あるショートストーリーの中でアリリンのお気に入りは、“A bagliar le storie”という、 赤ずきんのおはなしを間違って話すおじいちゃんの話。思わず苦笑いですよー。 皆さんの思い出の本、お薦めの児童書(言語問わず)がありましたら、教えて下さいませ。 ↑ランキング参加中。アリリンへの応援クリックしていただけたらうれしいです♪
by piccolipassi
| 2010-10-26 18:58
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