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2009年 02月 18日
場所は、フィレンツェの顔であるヴェッキオ宮殿。 13世紀に建てられ、かつてはメディチ家のお屋敷でもあったこの宮殿の一部が、 今でも市庁舎として使われているのです。 壁のみならず、絨毯も椅子も、見事に赤で統一されています。 もう10年も前になりますが、友人の結婚式に参列するのに、初めてこの部屋に 足を踏み入れたときには、その荘厳さに圧倒される思いがしたのを今だに覚えています。 教会とはまた違った趣のある、このSala Rossaでの挙式ですが 参列していて身が引き締まる思いがするのは、どちらも同じですね。 イタリアの女の子にとって、日本の着物はエキゾティックだったかもしれませんねぇ。 碧色の晴れ着が、部屋の赤と対照的に、とても華やかで美しかったです。 ママのお手製のティアラをつけたプリンセスちゃんは、この日の人気者でした。 なにやら、アリリンも負けじと(?)、指輪を見せびらかしてる様子(苦笑)。 プリンセス対決?かと思いきや、毎度のごとくアリリン、このお姉ちゃまにベッタリ。 おかげでなんの騒ぎも起こすことなく、無事参列できました。ホッ。 この後、指輪の交換、そして、宣誓文書にサインをし、晴れて夫婦となった二人! 新婦はもちろんのこと、新郎が始終とても嬉しいそうな顔をしていたのが印象的でした。 もちろん、リーガルウェディングです。 これから結婚される方、Sala Rossaでの挙式、良いかもしれませんよ~! お米を狙ったハトたちの攻撃が怖くて、逃げ回っていた私。 しかも、フンをしながら飛んでるし。ひぃ~っ!おかげで写真撮れず(涙)。 地面に落ちたお米を食べるハトたちを蹴散らすキッズは、めっちゃ楽しそうでしたけどね。 美味しいと評判のお店だったので、お食事も楽しみ、楽しみ♪ どちらかというと、お食事会といった感じでしょうか。 和気藹々と、ゆったり、おしゃべりしながら、とにかく食べる・食べる・食べる(笑)。 その宴は延々と続きます。 必ずと言っていいほど、新郎側の友人から 「Discorso!」(スピーチしろ!)とか、「Baci! Baci!」(キス!キス!) などの声が上がるのがお約束です。この辺は、日本の披露宴の2次会っぽいかな? レセプションでは、通常、前菜だけでお腹が一杯になるくらいのボリュームなのですが その上さらに、プリモが2品、セコンドも2品、ケーキ・・・と続くので、例え、どんなに お腹が空いていたとしても、決して、前菜で飛ばしてはいけないのが鉄則(笑)。でも、 セーブしながら食べても、後半は必ず、お腹の皮がはじけそうになっちゃうんですけどね。 カーニバルシーズン限定のフィレンツェの伝統的なお菓子で、 オレンジ風味のふわふわのスポンジ生地の間に、クリームが挟まっているもの。 まさに今の季節にピッタリのウェディングケーキですね。 これがまた、絶品でして。あちこちから賞賛の声が上がってました。 そう、デザートは別腹というのは、世界共通だわ~! お洒落にドレスアップした女の子って、やっぱり可愛いなぁ。 イタリアでは(欧米では、かな?)、サングラスをした新郎を結構見かけます。 これがね、やけに様になるんですよねぇ。 これはきっと、くっきりとした目鼻立ちと彫りの深さ、そしてプロポーションと 何らかの因果関係があることは、間違いなし。 その昔、SanDiegoで、宿泊していたホテルで行われていた結婚式で見かけた、 ハリウッド映画に出てくるような、サングラス姿の新郎と5人のベストマンの格好良さに 卒倒しそうになった経験ありです(笑)。 日本から持ってきた紙風船で遊んだり、かくれんぼしたり。 アリリン含め、この日「はじめまして」だった日伊ガールズ5人が、あっと言う間に打ち解け キャッキャッとはしゃいでいる姿が微笑ましくて、大人たちの癒しとなっておりました。 中にはコンフェッティと呼ばれる、アーモンドやチョコレートを砂糖でコーティングした お菓子が入っています。 このコンフェッティ、イタリアでは、結婚式のみならず、子供が生まれたときや、洗礼式、 大学卒業祝などのお祝い事で配られるものなのですが、砂糖の色はお祝い事によって 様々で、結婚式には「白」と決まっています。 この古くからの風習である、白いコンフェッティを手にするといつも、 「ああ、二人は新しい門出に立ったんだなぁ」と改めて感慨深くなるんですよねぇ。 長時間に渡る婚姻の宴は、このコンフェッティと共に締め括られました。 最後にお二人に。 Finalmente il gran giorno è arrivato. Vi auguriamo di ritrovare nella vita quanto avete desiderato nei vostri sogni. Un sincero augurio. ↑ランキング参加中。1日1回、アリリンへの応援クリックしていただけたらうれしいです♪
by piccolipassi
| 2009-02-18 08:15
| アリリンの毎日
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